Ambient Acoustics AM3 pro ファーストインプレッション

AM3pro

ウクライナのカスタムIEMメーカーAmbient AcousticsからAM3proを購入しました。
http://ambient-acoustics.com.ua/

最近のラインナップ変更でAM3proは無くなり、AM3-RefEditionと入れ替わりましたが、恐らく中身は一緒だと思います。

注文方法は(ロシア語が分からないなら)基本メールのみ。
1) モデル、色、アートワークの有無(必要な場合は画像データを添付。単色なら無料、2色以上は+15USD)、ケーブルのタイプ(MCX or 2ピンタイプ。埋め込みコネクタは非対応)、ケーブルの色を記載してメール。
2) 見積りが来る。
3) インプレッションの発送、支払。支払は基本的にWestern Union経由のみ。ちょっと面倒ですが、WU公式に支払い方法が記載されています。私は近所の旅行会社HIS(WU代理店)で支払いました。
AM3pro本体(490USD)+アートワーク(15USD)+送料(50USD)=555USDでした。
支払い手数料等コミコミで約60kくらい。(レートによる)
4) 完成したら先方から発送連絡とトラッキング#が送られてきます。完成までは約2週間。ウクライナから日本へは1週間ほどあれば到着するでしょう。
メールレスポンスは悪くない。だいたい翌日には返信が来る。


AM3pro AM3pro
袋に入ったペリカンケースが届きます。
付属品はマニュアル、クリーニングツール、ポーチ、乾燥剤。


AM3pro AM3pro AM3pro
今回はマルチカラーのアートワークを入れてみた。
発色が微妙?


AM3pro
シェル。1964ほどではないがなかなか綺麗。
後述しますが、結構大きめに作ってくる。


AM3pro
モデル名、シリアル#、名前は装着したときに下側になる部分に刻印される。
右は赤、左は青。


AM3pro AM3pro
中身。高域は2389(センタータップ)、中域・低域共に刻印は目視できない。
中域は恐らく17A003 or 17A006
低域はベント付きなので恐らく17A006B/9 or 17A007/9
因みにフィルタは高域:白 / 中域:緑(低域と共通) / 低域:黄+緑(中域と共通)
低域は珍しくフィルタ二重になっている。

AM3pro AM3pro
カナル部分。太め。
ポートは高域用と中域+低域用の2本。


AM3pro
付属ケーブル。Alien EarsのZombie Cordと同じ。見た目はESケーブルだけど違うもの。
巻き癖がかなり残っているのと、分岐~IEMまでが異常に長いのであまり好きじゃない。
Ambient Acousticsのコネクタはちょっと特殊なので注意が必要。
1) メスのコネクタ径がUEやUM,JHより少し大きい。ESケーブルやUE純正ははまることにははまるけど、緩すぎてスルっと抜けてしまう。オス側のピンをハの字に曲げないと固定できない。コネクタのダメージの原因にもなるので注意。
2) ピンアサインがUEやUM,JHと逆。UE等は上側が+だけどAAは下側が+
UE純正等も上下逆にすれば普通に対応できるが、上記の通り加工が必要。

4芯のUE純正を使うには加工が必要なのがデメリット。コネクタにダメージを与えたくないのなら4芯は諦めて、付属のケーブルを湯煎して癖をとるのが無難。
やる気のある人はZombie CordのピンをUE純正に移植すると言う手もある。



以下音について。
参考周波数特性
AM3pro: http://84audio.blog27.fc2.com/blog-entry-363.html

・バランスは高域>中域≒低域
中高域~高域が強めでその他はだいたい同じくらい。
3ドライバの他機種と量を比較すると、
低域: 1964-T>CK10x3>AM3pro=UERM
中域: UERM>=CK10x3>=AM3pro=1964-T
高域: AM3pro>=UERM>=CK10x3=1964-T
・全体的にクリアで硬くシャキッとした音。スピード感は優れている。
・低域の量は必要十分だが、屋外で使用するとちょっと物足りないかも。特性は聴感上フラット。
質は硬く、スッキリ・タイトで余韻は少ない。ローエンドはCIほどは優れておらずそこそこ。ただ、量の割りにアタックが強めなので結構好み。
・中域のバランスは中高域まではフラット。やはりスッキリ・余韻少な目。ボーカルは多すぎず、少なすぎず
多ドライバモデルのような密度は無いが、余韻が少ないため細かい音もなかなか聴き取りやすい。
中高域以上は徐々に量が増えていく。量のせいもあってか、他と比較して気持ち歪んだ印象も。
録音の粗も見え(聴こえ)やすい。
・高域は他の帯域と比較して多めなため、全体の印象が明るくなっている。
質的には刺さる直前くらいだが、量が多めなため聴き疲れはしやすい。刺さりが苦手な人にはちょっとキツいかも。
滑らかな音色ではなく、輪郭を立たせているため多少ザラつくが、細かさは3ドラとしては悪くない。
・装着感は微妙。カナルが太めで遮音性は良いが、長時間の装着は痛みが出ることも。2~3時間程度なら大丈夫。
また、ヘリクスロック部分も厚く出来ているのでやはり痛くなりやすい。
リフィットの覚悟はしておいた方がいいかも。リフィット保障期間内でも返送時の送料はこっち持ち=WU経由の支払が必要。


個人的には結構好み。ほんの少しだけ高域を抑えられればなお良し。
PMAと合わせると低域の量感が増え、高域が少し抑えられるのでバランスは良くなる。特性的にも質的にもフラット寄りにはなる。しかし反対にスピード感・硬さが抑えられる。
ローエンドの量に多少の物足りなさもあることにはあるが、硬い音色とはトレードオフか。
癖は強めな方なので手放しにオススメは出来ないが、スッキリ系・少し高域寄りが好きな人なら気に入るかも。
フラッグシップ機のAM6-HiRezも既に到着しており(修正で送り返す予定だが)、かなり私好みな音でした。
支払が面倒なのとシェルの成形が今一歩な印象だが音はかなり好きなので、個人的にAmbient Acousticsはお気に入り。
懐の余裕があって他に気になるものが無ければAM4-MusicEditionに行ってもいいと思うくらい。
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