KumitateK's Lab New Year's IEM 2013 ver.1 ファーストインプレッション

New Year's IEM 2013 ver.1

届きました!(届いていました)御年賀IEM!ありがとうございます!!
作ってくれたのはMage-Kでもお世話になっている、おなじみ組立工作員氏
作っていただいたというよりサプライズなんですが。
因みにバージョンアップ案もあるので勝手にver.1としました。
年賀IEMはこれ以外にもう一つ、nTaQさんのものも存在していて、ドライバ構成は同じながらネットワークが異なります。(ですよね?)


New Year's IEM 2013 ver.1
フェイスプレート。
なんと!あのカッコいいアートワークが透けていない!?
実験的にアルミプレートにもなっています。いいね。


New Year's IEM 2013 ver.1 New Year's IEM 2013 ver.1
シェル。
相変わらず綺麗です。


New Year's IEM 2013 ver.1 New Year's IEM 2013 ver.1
ドライバ。
UE Hi(?)こと2389とベント付きデュアルドライバ38AM007M/8a
構成的には10proの3300を3800に置き換えたもの。
2389も10proと同じようにセンタータップを使ってます。


New Year's IEM 2013 ver.1
ネットワーク部。
今回も基板入り。10proに倣ってCRローパスフィルタと高域用の抵抗になっています。


New Year's IEM 2013 ver.1
フィルタ。
低域側に赤、高域側に緑。これも10proと同じ。
Sonion緑とKnowles赤のハイブリッド! 違いがあるかは不明。


New Year's IEM 2013 ver.1
今回はケーブルのリ端子もして頂きました。
UMケーブルをL字MMCX化。
取り回し良いです。ただ、耳に少し当たってしまう問題も。



New Year's IEM 2013 ver.1
では試聴。
参考f特はこちら

・バランスは低域>高域>中域
・最も印象的なのは低域。量が多めなのは勿論だが、ローエンドまでしっかり出ていて、分厚く、かなりファット。しかし、ボワ付きとはまた違う。あくまでBAドライバだが、その中ではローエンドの出方がダイナミックドライバに近い。
10proの低域(3300)はどこか薄く、少し緩い印象があるが、こちらは高密度で濃く、存在感が大きい。
CIと比較すればローエンドのキツさや攻撃的な印象は薄いが、キックの空気が揺れるような感覚は(ダイナミックドライバの音を自然とするなら)3800の方が自然。CIの方がBAらしい硬さ。優劣というより性格が異なる。
ダイナミックドライバの低域が好きな人は3800の方が気に入る可能性もあり。個人的にはCIが好みだが、これはこれで好き。捨てがたい。
・中域は他の帯域と比べて大人しいが、極端に凹む印象は無く、ボーカルが低域に埋もれることは無い。むしろボーカル部分は気持ち前に出る。曇りも無いが硬いわけでもないので、他のキレキレなものと比較すると鮮明さは多少犠牲になっている。中低域が多めなのも影響していそう。TWFKの中域と比較して少し厚めでわずかにウォーム寄りな傾向。
・高域はそこそこ量感があるが、刺さりはほとんど無い。鋭い質ではなく、少し厚め。
10proの高域の方が線が細く煌びやかで、全体を占める高域の割合が多い印象。比較してこちらの方が少々落ち着いているが、地味という意味ではなく、むしろよく出ている方。10proほど強く演出された音色ではなく、もう少しニュートラル寄りな傾向。10proの煌びやかな音色はどうやっているんだ?
・再生機器は選ぶほう。具体的に言うと出力インピーダンスが高い機器(たとえばAK100=22Ω)との相性が悪い。10proとインピーダンス特性が似ているのか、出力インピーダンスの高い機器で使うとかなりモコモコになる。
DX100やAK100>光デジタル>xDuoo XD-01ならクリアな音で聴ける。Master-8(約3.6Ω)でも問題なし。
バージョンアップで改善するかも?
・シェルの大きさはMage-Kから修正。カナル太さヘリクスロック共にまだちょっとだけ大きいかな。遮音性は手持ちで最高なんだけど、数時間装着しているとさすがに痛くなってくる。カナル長さはちょうど良くなった。
・全体的な印象は低域基調でノリがいいドンシャリ。最近のエレクトロハウスやダブステップ等に良く合う。
有名処ではこの辺り。skrillexはだいたい合う。



そういえばskrillexさん、オヤイデに来たらしいですね。ちょっと前だけど。


もう少し低域を抑えるか中域を盛ってフラット寄りにするとバランスが良くなるが、今のバランスは低域を楽しむのに向いているし、これはこれでアリ。
それにしても、組立工作員さんには頭が上がらないです。Mage-Kに続きありがとうございます。
バージョンアップ返送の際にささやかながら某ユニバーサルIEMをお送りいたします。煮るなり焼くなりお好きに使っていただければと思います。
あ、ドライバ表の更新にご協力いただければ。。
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No title

Mage-Kに続き、レビューに加え周波数特性までありがとうございます。

周波数特性を見たんですが、ちょっと低域が出過ぎですね。ネットワークを弄る事で
中域を持ち上げる事は出来るんですが、そうすると2〜3kにディップが出来てしまうかも。
ローパスでは無くアッテネータを設定して、フィルタや音導管太さなど物理的に
ハイカットして見た方が低域の量感は落ち着くかもしれませんね。コイツの現状の、
行き過ぎたTF10、みたいなキャラクターも好きなんですがw

CIベント実験で確認されましたが、やはりベントは低域の量感を増やす効果があるようです。
38AMの性格も、高解像度路線のDTEC寄りというより、低域強めの
3300をさらに低域増しにした物、と考えた方がいいかもしれません。

やっぱり、人様のIEMを作るというのはとても勉強になります。ありがとうございます。
もう少しお付き合いくださいw

Re: No title

組立工作員さんこんばんは

f特は例の現象が起こらなかった(最初に測定した)時のものです。
対して10proのf特は起こったときのもので、約11kHz以上の山は上から逆走してきて、11kHzのディップでスイープ信号と合流しました。
昨日測定した年賀IEMもだいたい同じようになりました。
やはり低域ドライバの逆相接続が原因なのでしょうか。ノイズがあったりするわけではないので問題は無いのですが。
アップデート内容に関してはMage-K同様お任せしたいと思います。フラット傾向にもって行くのも良いかもしれませんが、今のバランスでも面白いですからね。
ポタ研で手渡しで良いですか?本気出せば行けそうになったので。
因みにこの個体もTF10pro-improvedということでいいんですかね?

低域の量・厚さは3800>3300>DTECという印象ですね。
私のG16は3800のベントが一つ塞がれています。意図的に塞いだというより、シェル内に固定するときに塞いじゃったというほうが正しいですが。
いい加減だな。
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