春のヘッドフォン祭2012 試聴レポとか感想とか。その2

前回から引き続き7FホールAを紹介していきます。


7F,8F http://www.fujiya-avic.jp/user_data/docs/1205_7F-8F_guest.pdf

7FホールA
(5)トップウィング

春祭2012
HiFiMANブランドのDAP HM-901や平面駆動ヘッドホンHEシリーズ、EF-6が展示されていました。
HM-901は基本的にモックのみの展示でしたが、一台だけは一部改造された状態でEF-6H/HE-6につながれていました。
試聴はしましたが、自分のソースを使わなかった(使えなかった?)のでよくわかりませんでした。
HM-901の大きさ・厚みはDX100より一回り小さいようでしたが、ライン出力やデジタル出力はあったのかな?
私を含めポータブルオーディオマニアはDAP単体で完結させるようなものより、DAC特化やデジタル出力可能なものを望んでいるのではないでしょうか。
HE-6自体はPHPA経由ですが以前試聴したことがあり、なかなか良い印象を持っています。低域はそこまで強調されていませんが、なにより高域の繊細さが素晴らしく、試聴レベルではLCD-2より好きな音です。


(6)白髪犬工房
各種ケーブル類と今回の目当ての一つ、ハンドメイドハイブリッドイヤホンである狗×SHIKI Model No.02が展示されていました。
狗×SHIKI Model No.02・・・イヤホン本体のつくりは素晴らしく、とても手作りとは思えないクオリティー。ケーブルはJH-3A用が使われていました。イヤーチップはドライバ保護の役目も兼ねて、コンプライのTX500
中高域のBAドライバはK3003と同じく、TWFKが使用されている模様。
バイアンプ版は視聴用にPortaphile V2^2とfi.Qが用意されていました。勿論V2^2が低域用。
この状態で試聴してみると、低域は良い意味で暑苦しい音。ローエンドから中低域まで結構な量が出ていて、ファットな音。ただ、個人的にはボワつきが少し気になるかな。量だけならボリュームを絞れば問題ないのですが、質については他のアンプで調整したいところ。
中高域はBAらしく線が細く、刺激的な音。どちらかといえば刺さる方向。多少刺さるような音は自分好みなのですが、欲をいえばもう少し繊細さが欲しいところ。
次に持参したAHA-120とc421で試聴。低域用にc421、中高域用にAHA-120を使用。本当は低域用にPMAを持って行こうと思いましたが、荷物の関係で却下。
低域はV2^2使用時より落ち着いた音になりましたが、まだボワつきは気になる。高域はAHA-120のおかげで刺激と繊細さが良いバランスになりました。ただし、音量を上げすぎるとやかましい感じになってしまうので注意。
今度は低域用と中高域用を交換して試聴。
AHA-120にすると低域が引締まり、ローエンドまで滑らかに出るようになりました。やはり低域用には大型アンプの方がいいのかもしれません。
高域はAHA-120使用時と比べ、繊細さや伸びは多少犠牲になりましたが、イヤホン側の刺激とアンプ側の元気さが意外と合うようでした。こちらの組み合わせの方が好みかな。
バイアンプ版はアンプの組み合わせや音量バランスを自分好みに選択でき、とにかく使っていて楽しい機種でした。
一応通常版もAHA-120で試聴。音量バランスは低域寄りのドンシャリ。
低域は中低域までかなり量が出ており、質は押し出しが強くパワフル。ただ、やはりボワつきが少々気になる。中高域も基本的にはバイアンプ版と同じ質。
通常版の音が好みにドンピシャならいいのですが、やはり調整でき、使って楽しいバイアンプ版をおすすめします。
因みに15日22:00から受注開始しているので、欲しい人は急いだ方がいいかも。現時点で間に合うか分かりませんが。
http://hakuhatuken-audio.seesaa.net/article/269992225.html


(7)canal works
同社カスタムIEMが全機種試聴可能な状態でした。やはり新製品のCW-L51が人気。
CW-L51・・・ドライバ構成は、33A007/DTEC(?)/2800シリーズ(?)
低域・中域はどちらが担当しているか分かりませんが、片方は刻印が消されていました。33A007は目視確認。
高域は見慣れないドライバ。TWFKより少し大型でしたが、3300よりは小さい。sonionのロゴは確認できたので、2800あたりかも。ちょっと珍しいかな?
まずは通常の抵抗値で試聴。
音量バランスは低域≒中低域≧中高域≧高域
低域は中低域まで少し広めに強調されていて、ローエンドより低域~中低域の間にピークがある感じ。量感はあるが、少し離れた位置に定位している。質は柔らかめで、少々ボワつく。中低域の量も多めなのでそう感じやすいのだと思う。
中域・高域も少々柔らかめな質で、印象としては暗めな音色。
次に高域を増やしてもらうようにセッティングしてもらった。
低域はだいぶ落ち着き、増えた高域のおかげで全体的に少し明るくなった。高域の質もBAらしく、鋭さが出てきた。
個人的には断然こっちの方が好き。
国産カスタムIEMの6ドライバでこの値段はかなり頑張っていると思うが、音質は今一歩といったところか。今後に期待。


(10)ソニー
MDR-MA900・・・フルオープンだけあって抜けが良く、意外と低域も出ているが、全体的に曖昧な感じで、あまり好みじゃなかった。というか、周りが騒がしいのであまりよくわかりませんでした。


(13)ロジクール
UE4Pro・・・意外に良かった。全体的にスッキリしていて、バランスが良い。2ドライバの低価格機とはいえユニバーサルとの差はたしかにある。
弱点としては、極端ではないが多ドライバと比較してレンジが狭めということ。また、これは好みにもよるが、多ドライバ機種より密度が薄い。

UE18Pro・・・密度が高く、解像度も高め。全体的に柔らかめな質で、少々暗めな印象。しかし、曇った感じはなく、一つ一つの音はしっかり聴こえる。
UERMとはうってかわってリスニング寄りのキャラクター。ウォームな音が好みかどうかで評価は分かれるだろう。


(14)ムジカアコスティック
AMP 911 nomade・・・eイヤの店頭でも一度試聴したが、もう一度。
基本的に色付けは少なめで、フラット傾向。ちょっとだけ低域寄りかな?
解像度・音場共に標準以上だが、特徴が薄い。たしかに性能は悪くは無いのだが、値段やランタイムを考えると他に選択肢はある。
本体の奥行きはSR71A等より短いが、厚みは1.2~1.3倍くらいありそう。ちょっとアンバランス。μAMP 109よりは薄いが、厚さと奥行きのバランスは似ているかも。


(15)イメーション(TDK)
TH-ECBA200BBKは何度か試聴していたのでスルー。スッキリしていて、割と自分好みな音です。コスパも良いと思う。使用ドライバはsonion製?
他にもマグネチックアーマチュアを採用した新製品も展示されていたようですが、気づきませんでした。低価格機なので特別期待はしていませんが、一度聴いてみたいところ。
他にもオーテクっぽいPHPAも展示されていた様子。これはいいや。


(17)フジヤ物販
結局TH-ECBA200BBKは購入しませんでした。買っても良かったのですが、Y分岐のところについているインピーダンススタビライザーも一緒にリモールドできるか分からないので保留。今度どこかに問い合わせてみようかな。SCL5が出来るなら大丈夫かも。
ジャンクは途中から見ていましたが、DT1350は出なかったのかな?
W2も無し。
中古品でW3が18,900円の10%OFFだったのでちょっと考えましたが、もう一声欲しかった。15,000円だったら買ってたかも。


7FホールAはこれで終了。
目玉が多かったのでホールAだけで長文になりましたが、これからはもっと短くなるはず。
では、また次回。
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